最近筋トレすると手首が痛むことが増えてきたから、リストラップを買おうと思ってる。
だけど、調べるとたくさんあって自分にはどれが良いのかが分からない・・・。
選び方とおすすめを教えて欲しいな。
ども、筋トレ大好き ともにいです!
トレーナの私が悩みに答えていきます!
手首をがっちり固定して、高重量でも手首の負担を減らしてくれる神アイテム「リストラップ」。
調べるとたくさん種類があって迷ってしまいますよね?
本記事では、リストラップの選定ポイントとおすすめ10選を紹介します。
本記事を読み終わるころには、どれを使用すべきかが分かりますのでぜひ参考にして下さい。
本記事で分かること
・リストラップの選定ポイント
・自分に最適なリストラップ
リストラップの選定ポイント【硬さ・長さ・耐久性】
リストラップの選定ポイントは次の3つです。
リストラップの選定ポイント
1, 硬さ|硬いほど手首を強く固定できる
・柔らかい:固定力が低いが、伸縮性があり扱いやすい→ 低重量を扱う方向け
・硬い:固定力が強いが、伸縮性が低い→ 高重量を扱う方向け
2, 長さ|40〜60cmを目安にする
・短い:固定力は弱くなるが、巻き直しがラク
・長い:固定力は強くなるが、巻き直しが手間・迷ったら60cmのものを選定するのがおすすめ
・90cmといった長尺のものは超高重量を扱う方向け
3, 耐久性|マジックテープの付け外しに強いもの
*重量目安
低重量:自分の体重以下
高重量:自分の体重以上
超高重量:120kg以上
詳しく説明します。
硬さ:硬いほど手首を強く固定できる
リストラップには硬さにより性能に違いがあります。
タイプ | 柔らかい | 硬い |
---|---|---|
サポート力 | △ 普通 | ○ 強い |
伸縮性 | ○ 高い | △ 低い |
使いやすさ | ○ 初心者・中級者向け | △ 中上級者向け |
硬いリストラップは手首の保護力が強く、しっかり固定されます。
高重量を扱う中上級者向けです。
ただ、硬いということは伸縮性がほとんどありません。
そのため筋トレに慣れていない初心者が硬いラップを付けると、手首を痛めてしまいます。
よって、リストラップを始めて使用される方は、まずは柔らかめのものをおすすめします。
リストラップの硬さについて
硬さ|硬いほど手首を強く固定できる
・柔らかい:固定力が低いが、伸縮性があり扱いやすい→ 低重量を扱う方向け
・硬い:固定力が強いが、伸縮性が低い→ 高重量を扱う方向け
長さ:40〜60cmを目安にする
リストラップの長さは、30〜90cmまで幅広くあります。
長さによる特徴をまとめると次の通りです。
長さ | 短い | 標準 | 長い |
---|---|---|---|
長さ目安 | 30cm | 40〜60cm | 90cm |
サポート力 | △ 普通 | ○ 高い | ◎ 非常に高い |
巻き直し | ◎ ラク | ◯ 普通 | △ 手間がかかる |
おすすめな方 | 低重量 | 低〜高重量 | 高〜超高重量 |
*重量目安
低重量:自分の体重以下、高重量:自分の体重以上、超高重量:120kg以上
長さが長いとサポート力は強くなりますが巻き直しに手間がかかりますし、短いと巻き直しがラクですが高重量に対応しづらくなります。
30〜90cmまでの長さのうち、扱いやすいのは40〜60cmの長さです。
中でも標準的な長さは60cmで1番取り扱いが多い長さとなりますので、迷ったら60cmのラップを選びましょう。
リストラップの長さについて
長さ|40〜60cmを目安にする
・短い:固定力は弱くなるが、巻き直しがラク
・長い:固定力は強くなるが、巻き直しが手間・迷ったら60cmのものを選定するのがおすすめ
・90cmといった長尺のものは超高重量を扱う方向け
耐久性:マジックテープの付け外しに強いもの
リストラップの固定はマジックテープになりますので、付け外しを繰り返す内に劣化していきます。
また、テープの粘着力がしっかりしていないと、荷重をかけたときにリストラップが緩んで危険です。
よって、テープ部の耐久性を意識して作られているものを購入するようにしましょう。
リストラップのおすすめ10選【硬さごとに紹介】
次の通りです。
リストラップのおすすめ
1, 柔らかめのリストラップ:初心者・中級者向け
・【IROTEC】リストラップ
・【ゴールドジム】G3511
2, やや硬めのリストラップ:中級者・上級者向け
・【king2ring】pk360改
・【Schiek】リストラップ
・【INZER】リストラップ
3, 硬めのリストラップ:上級者向け
・【king2ring】pk360 strong
・【鬼】リストラップ
・【SBD】リストラップ フレキシブル
4, 超硬いリストラップ:上級者・競技者向け
・【king2ring】pk360 pro
・【SBD】リストラップ スティッフ
メーカ | IROTEC | ゴールドジム | king2ring | Schiek | INZER | king2ring | 鬼 | SBD | king2ring | SBD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品画像 | ||||||||||
商品名 | リストラップ | G3511 | pk360改 | リストラップ | リストラップ | pk360 strong | リストラップ | フレキシブル | pk360 pro | スティッフ |
硬さ | 柔らかい | やや硬い | 硬い | 超硬い | ||||||
長さ | 45cm | 50cm | 60cm | 60cm | 90cm | 60cm | 60cm | 60cm | 60cm | 60cm |
価格(*1) | 2,200円 | 3,637円 | 2,180円 | 3,390円 | 4,980円 | 2,480円 | 4,730円 | 6,100円 | 2,980円 | 6,100円 |
おすすめな方 (*2) | 初心者・中級者 低重量を扱う方 | 中級者・上級者 低重量〜高重量を扱う方向け | 上級者 高重量・超高重量を扱う方 | 超高重量を扱う方 競技者 |
*1:価格は2022年3月18日時点でのアマゾンのもの
*2:重量目安|低重量:自分の体重以下、高重量:自分の体重以上、超高重量:120kg以上
自分がどのリストラップを選ぶべきかは、硬さが大きな基準となります。
硬いほど高重量に対応しやすくなりますが、手首の自由度がなくなっていき扱いづらくなるためです。
自分がどのぐらいの重量を扱うのかで決まります。
よって、硬さごとにおすすめを紹介していきます。
柔らかめのリストラップ:初心者・中級者向け
筋トレ初心者やリストラップが初めてな方には、使用しやすい柔らかめのものが良いです。
おすすめは次の通り。
柔らかめのリストラップおすすめ
メーカ | IROTEC | ゴールドジム | |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
商品名 | リストラップ | G3511 | |
硬さ | 柔らかい | ||
長さ | 45cm | 50cm | |
価格(*1) | 2,200円 | 3,637円 | |
おすすめな方 (*2) | 初心者・中級者 低重量を扱う方 |
*1:価格は2022年3月18日時点でのアマゾンのもの。
*2:重量目安|低重量:自分の体重以下
IROTEC:リストラップ
IROTECのリストラップは、低コストながらも十分な機能性を合わせ持っています。
硬さはかなり柔らかめで、長さも短めなので、次のような方におすすめですよ。
IROTECがおすすめな方
・低重量しか扱わない方
・リストラップがどんなものか安いもので試したい方
安かったので心配でしたが全然OKでした。
早速使用しましたが高額なリストラップとあまり変わりないと思いました。
粗を探せばきりがありませんがコスパを考慮すれば良い商品だと思います。
(楽天口コミ)
一年半使いましたが既にヘタリがかなり出てきていますが使えなくはありません。
・内張りの布が速攻で剥がれたこと
・マジックテープの縫い付けが雑で縫い直したこと
・使われている金属Dカンが凄い安いメッキで速攻でさっびさびになること
・ゴム部分は接着されているので縫い目は飾りの役目しかしておらず切れてはみ出てきてみすぼらしくなること
機能面として見た場合上記はこれといった不具合にはなりませんので問題ありません。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、機能面は満足しているが、作りの良さ・耐久性の点で気にされている方が多いです。
使用上は問題ないので、コスパ重視の方向けですね。
ゴールドジム:G3511
ゴールドジムのリストラップは、硬さが柔らかいタイプでは値段が少し張りますが、その分頑丈で安定感があります。
ボディビルダーの「鈴木雅」さんも愛用しており、トップ選手からの評価が高いリストラップです!
G3511がおすすめな方
・低重量しか扱わない方
・ゴールドジムブランドの安定感あるリストラップを使用したい方
流石、一流ブランドです。
マジックテープが甘くなる事もなく安心して使えます。
また長年?長期的に使用していると臭くなると言いますが、2~3年使用していて(週3~4回程度使用)臭くなった事はありません。
週に1度や、月に1度洗濯してやればマジックテープが甘くなる事も異臭がする事もありません。
(アマゾン口コミ)
バンドのマジックテープがオモテ面に着くと繊維がひっついてほつれてしまいますが、そこだけ気をつければ性能はバッチリです!
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、機能面がよく作りもしっかりしています。
ただ、繊維がほつれやすいのでマジックテープの取り扱いや洗濯時は注意しましょう。
やや硬めのリストラップ:中級者・上級者向け
やや硬めのリストラップは、低重量から高重量まで幅広く使用できる1番使い勝手の良いタイプになります。
筋トレ経験のある方や将来重量を上げていく予定の方におすすめの硬さですよ!
おすすめは次の通りです。
やや硬めのリストラップのおすすめ
商品名 | king2ring | Schiek | INZER |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
商品名 | pk360改 | リストラップ | リストラップ |
硬さ | やや硬い | ||
長さ | 60cm | 60cm | 90cm |
価格(*1) | 2,180円 | 3,390円 | 4,980円 |
おすすめな方 (*2) | 中級者・上級者 低重量〜高重量を扱う方 |
*2:重量目安|低重量:自分の体重以下、高重量:自分の体重以上
king2ring:pk360改
king2ringのリストラップは、低コストながらも十分な機能性を合わせ持っています。
パワーリフター界では有名なメーカで、リストラップも高い評価を受けています。
pk360改がおすすめな方
・重い重量でもしっかり固定したい方
・硬めのリストラップをコスパよく試したい方
トレーニング歴は浅いですが、最近は負荷をよりかけれる様になったのでking2ringさんのリストラップを購入させていただきました。
このリストラップはしっかりと固定でき、手首の不安は解消されました。
この価格帯でこのパフォーマンスはking2ringさんだからだと思います。
最高です。
(アマゾン口コミ)
製品としてはとても満足していますが、とにかく新品の匂いが臭くて臭くて、使ってもいないのに3回以上洗濯しました。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、機能性の満足度は高いですが、臭いを気にされる方が多いですね。
洗濯可能なリストラップですので、臭いが気になる場合は洗濯して使用しましょう。
Schiek:リストラップ
Schiekはトレーニング大国アメリカのリストラップになります。
マジックテープタイプのトレーニングベルトで有名なSchiekですが、リストラップも定評があります。
JBBFメンズフィジークの「寺島遼」さんも愛用しており、トップ選手からの評価が高いリストラップです!
Schiekのリストラップがおすすめな方
・重い重量でもしっかり固定したい方
・Schiekの安定感あるリストラップを使用したい方
品質には大変満足しています。
今までに無い質の高い追い込みが実感できました。
筋トレに不必要なお金を使いたくないので、今まで購入を躊躇ってきましたが、高重量を扱う様になり、手首のキシミ、怪我の不安、実際にヒヤリとした場面が多々出始め購入を決意しました。
実際に装着して使用したところ、手首の不安を感じる事なく、目的の部位を徹底的に追い込む事ができました。
(アマゾン口コミ)
使用3回くらいでロゴが解れとれてしまった。
その後リストのベルクロも解れてしまい、剥がす際気を使わないと全部とれてしまいそうな状態!
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、機能性の満足度は高いですが、刺繍のもろさを気にされている方が多いですね。
ロゴやラップの刺繍のほつれなどを気にされる方は他のメーカが良いでしょう。
INZER リストラップ
INZERは、パワーリフティング界で定評があるメーカです。
硬さはやや硬い程度ですが長さが90cmあるので、キツく巻けば超高重量でも対応することができますよ。
INZERのリストラップがおすすめな方
・超高重量も今後扱う予定がある方
・ベンチプレス、バーベルスクワットを主に行う方
1点注意点として、INZERのリストラップは親指にかける輪っかがなぜか左右同じ向きです。
そのため普通の巻き方では左右の手で同じ巻き方をすることができません。
同じ向きで巻きたい場合は、片方だけ縫い直すか、次の動画の巻き方を参考にしましょう。
硬めのリストラップ:上級者向け
硬めのリストラップは、ある程度筋トレ経験のある上級者向けのタイプになります。
手首をしっかり固定して高重量や超重量を扱いたい方におすすめの硬さですよ!
おすすめは次の通りです。
硬めのリストラップのおすすめ
商品名 | king2ring | 鬼 | SBD |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
商品名 | pk360 strong | リストラップ | リストラップ フレキシブル |
硬さ | やや硬い | ||
長さ | 60cm | 60cm | 60cm |
価格(*1) | 2,480円 | 4,730円 | 6,100円 |
おすすめな方 (*2) | 上級者 高重量〜超高重量を扱う方 |
*2:重量目安|高重量:自分の体重以上、超高重量:120kg以上
king2ring:pk360 strong
king2ringのリストラップは、低コストながらも十分な機能性を合わせ持っています。
pk360改よりも硬く、手首の自由度が少なくなるので上級者向きです。
pk360 strongがおすすめな方
・超高重量でもしっかり固定したい方
・硬めのリストラップをコスパよく試したい方
本体の生地はかなり強度が高く、素晴らしいコスパです。
消耗品ですから大変有り難いです。
他の方もお書きのようにベンチ100キロを超えてから真価を発揮します。
リストラッブを巻き慣れており、セット毎に巻き直すのが気にならない方向けです。(アマゾン口コミ)
分厚く硬すぎて使いにくかったです。
私は手首がかなり細いこともあってか、これを手首にしっかり巻くと、もはやリストウェイトをつけてるかのような変な状態になってしまい、手首の自由度がほとんど失われてしまいました。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、強度が高く安定感があり、圧倒的なコスパに満足している方が多いです。
ただ硬くて手首の自由度が少ないので、筋トレ経験が浅い方や低重量を扱う方が使用すると使いにくいと感じていますね。
鬼:リストラップ
「鬼」はIPF(国際パワーリフティング協会)公認で、信頼度の高いリストラップです。
硬いながらも伸びるので扱いやすく、「硬すぎないか不安・・・」という方におすすめなリストラップですよ!
鬼のリストラップがおすすめな方
・超高重量でもしっかり固定したい方
・硬めのリストラップが初めてで伸縮性があるのが良い方
コスパもよく硬さ、巻き付けた時のフィット感や、指フックの長さちょうどいい。
キチンとゴム感というか伸びるし実感も痛くなくでもしっかり硬さがある。
硬いとどうしてもなじみが悪く痛かったりするけどこれは最初からそういう所がない。
指のフックの長さも適度にありちょうどいいこれが短いと使いにくい。
(アマゾン口コミ)
強度の高くないトレーニングで2回しか使っていないのに、ロゴ部分がほつれています。
リストラップとしての使い心地などこれから楽しみだっただけに、今後このまま使っていいのか不安ですしショックでした。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、安定したホールド力があるのはもちろんのこと、硬いのに伸びるため使用しやすさに満足している方が多いです。
ただロゴ部分の刺繍がほつれやすいので、「ロゴが剥がれても問題なし」ぐらいの気持ちでいた方が良さそうですね。
SBD:リストラップ フレキシブル
SBDはIPF(国際パワーリフティング協会)公認で、信頼度の高い最高品質のリストラップです。
トレーニングベルトで有名なメーカですが、リストラップも高い評価を受けています。
リストラップ フレキシブルがおすすめな方
・超高重量でもしっかり固定したい方
・SBDブランドの最高品質なリストラップを使用したい方
ウェイトリフティングを趣味でやってます。
練習中に手首を痛めたことをきっかけに長く続けていくにはどうするほうがいいのか考えました。
今までサポーター等はつけていなかったのですが、あえて可動域を減らして柔軟性を強制的に増すようにすれば、怪我のリスクを減らせると考えました。
この手のグッズはピンキリで、安いものも売っており悩んだのですが経験上安いものを買ってイマイチで買い直すことがあったので、最初から高いこの商品を選びました。
買って正解だったと思います。
必要以上に可動域を殺すことなく、かつサポートもしてくれて手首の不安がなくなりました。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、ホールド力が高くほどよく柔軟性もあるため、使用感に満足されている方が多いです。
低評価口コミがないので評価の高さがうかがえます。
強いていえば、値段が高いことでしょうね。
超硬いリストラップ:上級者・競技者向け
超硬いリストラップは、完全に上級者や競技者向けです。
120kgを超えるような超重量でもしっかり手首を固定することができます。
おすすめは次の通りです。
超硬いリストラップのおすすめ
メーカ | king2ring | SBD | |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
商品名 | pk360 pro | リストラップ スティッフ | |
硬さ | 超硬い | ||
長さ | 60cm | 60cm | |
価格(*1) | 2,980円 | 6,100円 | |
おすすめな方 (*2) | 超高重量を扱う方 競技者 |
*1:価格は2022年3月18日時点でのアマゾンのもの。
*2:重量目安|超高重量:120kg以上
king2ring:pk360 pro
king2ringのリストラップは、低コストながらも十分な機能性を合わせ持っています。
pk360 strongよりも硬く、手首の自由度がほとんどなくなるので、超高重量を扱う方向けです。
pk360 proがおすすめな方
・超高重量でもしっかり固定したい方
・超硬いリストラップをコスパよく試したい方
こういう手首のストラップは柔らかめのモノが多いのですが、こちらは高重量用をうたうだけあって、もうガチガチにホールドしてくれます。
プレス系のトレーニングでは手首をカッチリ押さえてくれるのでブレなく安心感が出ます。
家でも少し不安定だった重量が安定する位に保持できているので悪くないかなと。
しばらく使っていますが、特に縫製などの問題も出ておらず購入しやすい価格です。(アマゾン口コミ)
安定性、柔らかさ、マジックテープの強度、使い勝手に関しては最高の商品なのですが、マジックテープが布のところに張り付いて剥がすと毛が起き上がってきてまだ新しいのに使い古した感が出てしまうのが少し残念でした。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、強度が高く安定感があり、圧倒的なコスパに満足している方が多いです。
ただ、高重量向けだとマジックテープの粘着力がかなり強いですので、布の箇所に付かないよう注意しましょう。
SBD:リストラップ スティッフ
スティッフタイプはフレキシブルタイプよりも硬いリストラップです。
伸縮性が低く手首の自由度がほとんどなくなるので、超高重量を扱う方向けです。
スティッフタイプがおすすめな方
・超高重量でもしっかり固定したい方
・SBDブランドの最高品質なリストラップを使用したい方
抜群のサポート性能です。
ベンチプレスをやっているときに、あきらかに挙上時のぶれがなくなり安定感が増し、練習の質が向上したような気がしました。
スクワットでは高重量を扱うときにあった手首の痛みが大きく軽減され、フォーム改善に集中できるようになりました。
(アマゾン口コミ)
口コミを見ると、圧倒的な安定感に満足されている方が多いです。
低評価口コミがないので評価の高さがうかがえます。
フレキシブルタイプと同様、ネックは値段が高いことでしょうね。
リストラップ使用のメリット【ケガ予防&筋トレ効果アップ】
リストラップを使用するメリットは次の2つです。
・ケガ予防
・筋トレ効果アップ
リストラップが効果的な種目は、プレス系種目とフライ系種目です。
プレス系:ベンチプレス、ダンベルプレス など
フライ系:ダンベルフライ など
疲れがたまったり重量が重くなると手首を返してしまい、手首に負担が集中しやすい種目だからです。
手首を返してしまうと荷重が集中してケガをしやすいだけでなく、効かせたい箇所に荷重が伝わらず筋トレ効果が下がるといったことになってしまいます。
リストラップにより手首を固定することで、手首を返さずに筋トレすることができます。
「手首を返す=負担が集中する&荷重が伝わらない」というイメージがわきづらいかと思いますので、「プレス系」と「フライ系」で1つずつ例をあげますね。
□プレス系種目
プレス系種目において、手首を「まっすぐにしたとき」と「返したとき」とを比較します。
下図の通り、手首をまっすぐにした場合、荷重は手→手首→腕と伝わっていきます。
つまり、荷重の負荷を手首・肘関節・肩関節に分散させられるので、手首の負担を小さくすることができます。
一方、手首を返してしまったときは、荷重の負荷が腕に伝わっていかず手首で止まってしまいます。
荷重のラインと腕のラインが合っていないので、手首で荷重を支えることになるため。
そのため、手首の負担が大きくなります。
大胸筋のトレーニングをしたい場合、手首をまっすぐにして荷重を胸まで伝える必要があります。
手首を返すと手首で荷重が止まってしまうため胸に効かせられず、筋トレ効果が下がってしまいます。
□フライ系種目
フライ系種目において、「手首をまっすぐにしたとき」と「返したとき」とを比較します。
下図の通り、手首をまっすぐにした場合、荷重を腕全体(手+手首+腕)で受けられます。
つまり、負荷を広い面で受けることができるので、手首の負担を小さくすることができます。
一方、手首を返してしまったときは、荷重の大部分を手首で受けることになります。
手と腕のラインが合っていないので、手首で荷重を支えることになるため。
そのため、手首の負担が大きくなります。
大胸筋のトレーニングをしたい場合、腕全体で受けることで胸に効かせることができます。
手首を返すと胸まで荷重がほとんど伝わらないので筋トレ効果が下がってしまいます。
以上より、リストラップを使用することで「ケガ予防」と「筋トレ効果をアップ」させることができますよ。
リストラップは中上級者だけでなく、フォームが安定していない初心者こそ使用をおすすめします。
使用してデメリットはありませんので、早い段階で取り入れていきましょう。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
まず、リストラップの選定ポイントは次の通りです。
リストラップの選定ポイント
1, 硬さ|硬いほど手首を強く固定できる
・柔らかい:固定力が低いが、伸縮性があり扱いやすい→ 低重量を扱う方向け
・硬い:固定力が強いが、伸縮性が低い→ 高重量を扱う方向け
2, 長さ|40〜60cmを目安にする
・短い:固定力は弱くなるが、巻き直しがラク
・長い:固定力は強くなるが、巻き直しが手間・迷ったら60cmのものを選定するのがおすすめ
・90cmといった長尺のものは超高重量を扱う方向け
3, 耐久性|マジックテープの付け外しに強いもの
*重量目安
低重量:自分の体重以下
高重量:自分の体重以上
超高重量:120kg以上
自分がどのリストラップを選ぶべきかは、硬さが大きな基準となります。
硬いほど高重量に対応しやすくなりますが、手首の自由度がなくなっていき扱いづらくなるためです。
長さは40〜60cmのものを選べば、ほとんどの方は機能的に問題ありません。
自分がどのぐらいの重量を扱うのかで決まります。
硬さごとにおすすめをまとめると次の通りです。
リストラップのおすすめ
1, 柔らかめのリストラップ:初心者・中級者向け
・【IROTEC】リストラップ
・【ゴールドジム】G3511
2, やや硬めのリストラップ:中級者・上級者向け
・【king2ring】pk360改
・【Schiek】リストラップ
・【INZER】リストラップ
3, 硬めのリストラップ:上級者向け
・【king2ring】pk360 strong
・【鬼】リストラップ
・【SBD】リストラップ フレキシブル
4, 超硬いリストラップ:上級者・競技者向け
・【king2ring】pk360 pro
・【SBD】リストラップ スティッフ
メーカ | IROTEC | ゴールドジム | king2ring | Schiek | INZER | king2ring | 鬼 | SBD | king2ring | SBD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品画像 | ||||||||||
商品名 | リストラップ | G3511 | pk360改 | リストラップ | リストラップ | pk360 strong | リストラップ | フレキシブル | pk360 pro | スティッフ |
硬さ | 柔らかい | やや硬い | 硬い | 超硬い | ||||||
長さ | 45cm | 50cm | 60cm | 60cm | 90cm | 60cm | 60cm | 60cm | 60cm | 60cm |
価格(*1) | 2,200円 | 3,637円 | 2,180円 | 3,390円 | 4,980円 | 2,480円 | 4,730円 | 6,100円 | 2,980円 | 6,100円 |
おすすめな方 (*2) | 初心者・中級者 低重量を扱う方 | 中級者・上級者 低重量〜高重量を扱う方向け | 上級者 高重量・超高重量を扱う方 | 超高重量を扱う方 競技者 |
*1:価格は2022年3月18日時点でのアマゾンのもの
*2:重量目安|低重量:自分の体重以下、高重量:自分の体重以上、超高重量:120kg以上
リストラップは、IPF(国際パワーリフティング協会)公認になると値段が高くなる傾向があります。
上記表だと、
がIPF公認になります。
IPF公認とはリストラップの性能が公式に認められているということ。
よって、IPF公認という信頼性のあるリストラップを使用したい方や、パワーリフティングの大会に出る予定のある方は「INZER」「鬼」「SBD」を選びましょう。
そのほかに関しては、
・コスパ重視の方は「IROTEC」や「king2ring」。
・ブランド重視なら「ゴールドジム」や「Shieck」。
→ ボディビル・フィジーク選手で愛好者も多く、機能面も問題ありません。
を選ぶと良いですよ。
以上になります。
リストラップは中上級者だけでなく、フォームが安定していない初心者こそ使用をおすすめします。
今回ご紹介したリストラップを取り入れて、筋トレライフをさらに充実させましょう!