・WPIのプロテインに興味があるんだけど、初めて使うものだし特徴を理解しておきたいな。
・おすすめのメーカがあったら教えて欲しいな
ども、筋トレ大好き ともにいです!
トレーナの私が悩みに答えていきます!
本記事では、ホエイプロテインの1種であるWPIの特徴とおすすめに関してお話ししていきます。
WPIはタンパク質含有量が非常に高く、体への吸収も早いのが特徴なプロテインです。
私は昔WPCを使用していましたが、WPIに切り替えてから
・筋肉の付き方
・お腹の調子
において、変化を感じました。
本記事を参考にWPIに関する知識を付けて、筋トレライフに取り入れていきましょう!
本記事で分かること
・WPIの特徴
・WPIのおすすめ
WPIのプロテインとは?【特徴をまとめました】
結論、特徴をまとめると次の通りです。
WPIの特徴
WPI:製造過程で乳糖を取り除き、タンパク質含有量を90%以上まで高めたプロテイン
メリット:
・吸収が早い→ 筋トレ前後の摂取に最適
・乳糖の含有率が非常に低い→ 乳糖不耐症の症状が出にくい
・脂質、炭水化物の含有量が低い→ 余分な栄養素の摂取を抑えられる
デメリット:
・値段が高い
こんな方におすすめ:
・WPCで効果を感じられなかった方
・乳糖不耐症の症状が出やすい方
・プロテインからの脂質や炭水化物の摂取を控えたい方
WPCやWPHと比較していくことで、WPIの説明をしていきます。
補足
・WPC(Whey Protein Concentrate):濃縮乳清タンパク質
・WPI(Whey Protein Isolate):分離乳清タンパク質
・WPH(Whey Protein hydrolysate) :加水分解乳清タンパク質
ホエイプロテインには大きく「WPC」「WPI」「WPH」の3種類があり、大きな違いは乳糖含有率と吸収性です。
乳糖含有量が少ない順で並べると次のようになります。
少 WPH < WPI < WPC 多
つまり、一番吸収されにくいのがWPC、吸収されやすいのがWPHということです。
「WPC」「WPI」「WPH」を比較すると次の通りになります。
WPC | WPI | WPH | |
---|---|---|---|
乳糖含有量 | ✖️ 多い | ○ 少ない | ◎ 非常に少ない |
吸収性 | △ 普通 | ○ 高い | ◎ 非常に高い |
タンパク質 含有量目安 | 75〜85% | 85%以上 | 70%以上(*1) |
脂質 含有量目安 | 5〜10% | 0.2〜0.6% | 0〜0.2% |
炭水化物 含有量目安 | 3〜6% | 1〜3% | 0〜3% |
値段目安 (1kgあたり) | 2,000〜3,000円 | 3,000〜5,000円 | 4,000〜6,000円 |
フレーバ数 | ◎ 非常に多い | ○ 多い | ✖️ 非常に少ない |
取扱いメーカ数 | ○ 多い | △ 少ない | ✖️ 非常に少ない |
□WPCとWPIの比較
そもそもホエイプロテインがどのようにして作られるのかをお話しします。
原材料は牛乳で、牛乳には大きくホエイ(20%)とカゼイン(80%)という乳タンパク質が含まれます。
ホエイは牛乳に20%ほどしか含まれておらず、このホエイをろ過して凝縮したものがWPCです。
WPC製法によりタンパク質含有量は80%ほどになりますが、乳糖(牛乳内の脂質や炭水化物)が多く含まれています。
WPC製法後に「膜処理」や「イオン交換」といった処理を行なって、乳糖を取り除きタンパク質含有量を90%ほどに高めたものがWPIです。
WPIはWPCよりも処理工程が多い分値段が高いですが、乳糖が少ないので乳糖不耐症の症状が出にくいです。
また、脂質はWPCの10分の1以下、炭水化物もWPCより低い含有量のため、プロテインから脂質や炭水化物の摂取を抑えることができます。
□WPIとWPHの比較
どちらも乳糖含有量が少ないですが、タンパク質の吸収性を WPIよりも高めたのがWPHです。
タンパク質は体内の酵素の働きでペプチドとアミノ酸に分解されるのですが、WPHにはこの分解処理がすでにほどこされています。
よって、体内で分解する負担が減るため、WPIより吸収性が良く乳糖不耐症の症状が出にくくなります。
ただ、分解処理工程が増える分、WPIよりも値段が高くなります。
WPHは、WPIでも乳糖不耐症の症状が出る方やタンパク質の吸収速度にこだわりたい方におすすめです。
ただ値段が高くなりますので、まずはWPIから試してみることをおすすめします。
以上より、WPIは次のような方におすすめです。
WPIがおすすめな方
・WPCで効果を感じられなかった方
・乳糖不耐症の症状が出やすい方
・プロテインからの脂質や炭水化物の摂取を控えたい方
WPIのプロテインのおすすめをまとめました【成分・コスト・味で厳選】
結論、WPIのおすすめは次の通りです。
WPIでしたら、この2つから選べば間違いはありません。
WPIを取り扱っているメーカは、調査した限り25社以上あり、非常に多いです。
上記2つは、下記の条件を満たすもので選定しました。
選定条件
・タンパク質含有量がフレーバタイプでも85%以上
・コストが安い
・フレーバの種類が5種類以上かつ美味しい
□タンパク質含有量がフレーバタイプでも85%以上
一般的にWPIのタンパク質含有率は、ノンフレーバだと85%以上ありますがフレーバタイプのものだと85%を下回るメーカが多いです。
WPIで85%を下回るとWPCとほとんど変わらなくなってしまいますので、あまりメリットがなくなってしまいます。
よって、85%を最低値としてそれ以上のものを選ぶのが良いです。
また、グルタミン・HMB・ビタミン・ミネラルといったタンパク質以外の成分を含んでいるがために、タンパク質含有量が少ないプロテインがありますが、プロテインからは純粋にタンパク質のみを重点的に摂取することをおすすめします。
なぜなら、タンパク質以外の成分を含んでいても、筋トレ効果を得るのに十分な量が含まれていないから。
プロテインとは別にサプリから摂取した方が効果的です。
よって、プロテインからはタンパク質のみを意識してとる方が筋トレ効果は高くなります。
□コストが安い
プロテインは毎日摂取していくサプリになります。
コストが高いと続けるのが困難になります。
WPIのコストの目安は1kgで6000円以下で、6000円を超えるものを使用するならWPHにした方が良いです。
今回は1kgで6000円以下で、さらに定期的に割引を実施しているメーカを選定しました。
□フレーバの種類が5種類以上かつ美味しい
フレーバの種類が少ないと、毎日同じフレーバが続き飽きがきてしまいます。
また、味が合わなかった時に別の味を試すこともできません。
毎日摂取するものだから、美味しいものが良いですよね。
よって、今回はフレーバ数が5種類以上と多く、味の評価も高いメーカを選定しました。
次に、選定したマイプロテインとVALXに関して詳しくお話ししていきます。
マイプロテインとVALXの比較
マイプロテインとVALXのWPIを比較すると次の通りです。
□マイプロテイン:初心者はまずはマイプロ!
WPI初心者は、まずはマイプロテインをおすすめします。
理由は大きく次の2つです。
・コストが圧倒的に安い
・フレーバが多い
コストは、マイプロテインでは30〜70%オフのセールを定期的に行なっています。
定期的の目安は下記の通りです。
・30〜35%:年中
・40〜45%:月1
・50〜70%:年4回ほど
セールの頻度が多く、最大70%オフで30%のオフは年中行なっているので、WPI 1kgを1677〜3913円で購入することができます。
こちらは50%オフ時の購入履歴になるのですが、WPI 1kgが約2400円で購入できました。
また、フレーバ数が24種と多く、自分の好みの味を探すことができます。
コスパが良く、フレーバの選択肢も多いので初心者におすすめですよ。
ただ、8500円以下の購入ですと送料がかかることや商品到着まで1ヶ月ほどかかるので注意が必要です。
もしマイプロテイン での購入が初めての方は、初回購入時は送料無料・シェイカー付きホエイプロテイン1kgが1890円で購入できますので、忘れずに利用しましょう。
□Valx:甘さ控えめな国産メーカ
VALXのWPIは、筋トレ界のレジェンド「山本義徳」監修のプロテインになります。
マイプロテインと比較した場合のメリットは、甘さが控え目なところと1週間ほどで商品が届く点です。
マイプロテインが甘すぎると感じる方やすぐに商品が欲しいという方は、Valxをおすすめします。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
まず、WPIの特徴は次の通りです。
WPIの特徴
WPI:製造過程で乳糖を取り除き、タンパク質含有量を90%以上まで高めたプロテイン
メリット:
・吸収が早い→ 筋トレ前後の摂取に最適
・乳糖の含有率が非常に低い→ 乳糖不耐症の症状が出にくい
・脂質、炭水化物の含有量が低い→ 余分な栄養素の摂取を抑えられる
デメリット:
・値段が高い
こんな方におすすめ:
・WPCで効果を感じられなかった方
・乳糖不耐症の症状が出やすい方
・プロテインからの脂質や炭水化物の摂取を控えたい方
WPIはWPCよりも吸収が速く、脂質・炭水化物の含有量が低いプロテインです。
値段は高くなりますが、WPCで効果を実感できなかった方・乳糖不耐症気味の方・プロテインから余分な栄養を摂取したくない方におすすめのプロテインです。
次に、WPIのおすすめは次の通りです。
数あるWPI のプロテインから、下記条件を満たすものを選定しました。
選定条件
・タンパク質含有量がフレーバタイプでも85%以上
・コストが安い
・フレーバの種類が5種類以上かつ美味しい
WPI初心者の方は、まずはマイプロテインから始めましょう。
コスパが良く、フレーバも豊富です!
マイプロテインの味が合わなかった方・すぐに商品が欲しい方はVALXを試してみましょう。
「山本義徳」監修の安心安全の国産WPIです。
以上になります。
本記事を参考にしてWPIを取り入れ、筋トレライフを充実させて下さいね!
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